あなたのからだに近い水(Body Friendly Water)の成分は、原材料が「水(海洋深層水)」だけで、硬度40mg/Lの軟水です。100mlあたりナトリウム6.70mg・カルシウム0.25mg・マグネシウム0.78mg・カリウム0.29mgで、公式の自社分析ではpH6.2と表示されています。

あなたのからだに近い水って、何が入っている水なんですか?効果やpHも気になります。

中身は伊豆赤沢沖・水深800mから汲み上げた海洋深層水だけで、公式の成分値・硬度・pHはこの記事でまとめました。なお機能性表示食品ではないので、公式にも健康効果の表示はありません。
📌 この記事のポイント
● 原材料は「水(海洋深層水)」のみ。硬度40mg/Lの軟水
● 100mlあたりマグネシウム0.78mg・カルシウム0.25mg(マグネシウムがカルシウムの約3倍)
● pHは6.2(公式の自社分析)。アルカリ性の水ではない
● 機能性表示食品ではなく、公式にも「効果」の表示はない
目次
あなたのからだに近い水の成分表(公式の数値)


最初に、公式の商品ページとよくある質問に載っている成分値を整理します。数字は全て公式の表示どおりです。
原材料は「水(海洋深層水)」の1つだけ
あなたのからだに近い水の原材料名は、「水(海洋深層水)」の1つだけです。公式通販の商品情報とよくある質問のどちらにも同じ表記があり、ミネラルを後から足す・香りを付けるといった表示はありません。
公式サイトでは「海洋深層水だけを使っています」と説明しています。製法の詳しい流れは後半の「製法」の章で紹介します。
100mlあたりの栄養成分
栄養成分は100mlあたりナトリウム6.70mg・カルシウム0.25mg・マグネシウム0.78mg・カリウム0.29mgで、熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物はすべて0です。1Lあたりに直した数字も並べておきます(10倍しただけの換算値です)。
| 成分 | 100mlあたり(公式表示) | 1Lあたり(換算) |
|---|---|---|
| 熱量 | 0kcal | 0kcal |
| ナトリウム | 6.70mg(食塩相当量0.02g) | 67.0mg |
| カルシウム | 0.25mg | 2.5mg |
| マグネシウム | 0.78mg | 7.8mg |
| カリウム | 0.29mg | 2.9mg |
| 硬度 | 40mg/L(軟水) | 40mg/L |
公式は「海洋深層水を100%使用しているため、成分値が多少変動することがあります」と注記しています。ボトルごとに数字がぴったり同じとは限らない点は覚えておきましょう。
硬度40mg/Lの軟水で、マグネシウムがカルシウムの約3倍
硬度は40mg/Lで、公式は「軟水」と表記しています。成分表を見るとマグネシウム(0.78mg)がカルシウム(0.25mg)の約3倍で、ここがこの水の数字の特徴です。
硬度は一般に「カルシウム量×2.5+マグネシウム量×4.1」(どちらも1Lあたりのmg)で計算します。上の換算値を当てはめると約38になり、公式の40mg/Lとほぼ同じです。
公式サイトの説明では「まろやかな軟水」で、コーヒーや料理にもそのまま使えると紹介されています。マグネシウムについては「山の水と比べて」多く含むと書かれていますが、比較した水の名前や数値は示されていません。
pHは6.2(公式の自社分析)


「ph」で調べる人も多いので、pHの数字と、公式が並べている水道水との比較を見ていきます。
公式の表示はpH6.2で、水道水の7.7より低い
あなたのからだに近い水のpHは、公式の商品ページの比較表で「6.2」と表示されています。同じ表では水道水が7.7となっており、pHはこの水のほうが低い数字です。
| 項目(100mlあたり) | Body Friendly Water | 水道水(公式の比較表) |
|---|---|---|
| ナトリウム | 6.70mg | 0.61mg |
| カルシウム | 0.25mg | 1.14mg |
| マグネシウム | 0.78mg | 0.37mg |
| カリウム | 0.29mg | 0.05mg |
| pH値 | 6.2 | 7.7 |
| 硬度 | 40mg/L | 47mg/L |
比較表の注記によると、水道水の数値は「伊東市宇佐美 2025年4月3日現在」のもので、Body Friendly Waterの数値は自社分析の結果です。水道水の成分は地域や時期で変わると公式も書いているので、お住まいの水道水と同じとは限りません。
pH7より低いので、アルカリイオン水ではない
pH6.2は、中性の7より少し低い数字です。そのため「アルカリイオン水」や「アルカリ性の水」として売られている商品とは別のタイプになります。
公式サイトにもアルカリ性をうたう表示はありません。アルカリ性の水を探している人は、pHの表示がある別の商品を選ぶ必要があります(温泉水やシリカ水との数字の違いは関連記事の比較でまとめています)。
海洋深層水とは?伊豆赤沢沖800mの取水


次に、原料の「海洋深層水」がどんな水なのか、どこで汲み上げているのかを公式の説明から確認します。
海洋深層水は水深200mより深い海水
海洋深層水は、水深200mより深いところの海水のことです。公式のよくある質問では、太陽光が届かないため低温で安定していて、清浄性が保たれていると説明されています。
公式サイトでは、海面から200m下の海水を海洋深層水と呼び、Body Friendly Waterはさらに深い800mから汲み上げた海洋深層水だけを使っていると書かれています。陸の水の影響を受けにくく、ミネラル成分を含むのも特徴として挙げられています。
赤沢沖5km・水深800mから1日約1,000トンを取水
取水場所は静岡県・伊豆の赤沢沖5km、水深800mです。公式によると24時間体制で汲み上げていて、1日の取水量は約1,000トン、原水は1.3km先の給水棟へ送られます。
公式サイトでは「日本最深800m」とも表記しています。これには「海洋深層水取水施設(陸上設置型)/15箇所中(海洋深層水利用学会HP調べ)2025年3月現在」という注記が付いていて、陸上に施設がある取水地の中での比較です。
「80種類以上のミネラル」と「からだに近い」の意味
公式サイトの画像では、「80種類以上のミネラル」と紹介されています。ただし80種類それぞれの名前や量の一覧は公開されておらず、数値で確認できるのは栄養成分表のナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウムの4つです。
商品名の「あなたのからだに近い水」はキャッチコピーです。公式は、人間の体液に含まれるマグネシウム・カルシウム・カリウムなどのミネラル比率が海水と似た組成を持つと説明し、その深海水のミネラルバランスを保ったまま届けると書いています。
製法と安全面の取り組み


海水からどうやって飲み水にしているのか、検査は何をしているのかも公式に詳しく載っています。順番に見ていきましょう。
逆浸透膜で脱塩し、淡水と原水をブレンドして調整
海水のままでは塩分が多いため、給水棟で逆浸透膜装置を使って脱塩し、淡水と濃縮水に分けています。そのうえで淡水と原水を工場でブレンドし、成分や味を調整するのが公式の説明です。
つまり、汲み上げた海洋深層水をそのまま詰めているのではなく、脱塩した淡水に原水を合わせてミネラル量を整えています。硬度40mg/Lという数字は、この調整を経た製品の値です。
非加熱で0.22μmのフィルター除菌、ボトル洗浄に薬剤は不使用
製品の水には熱を加えず、0.22μmのミクロフィルターでろ過除菌しています。ボトルの洗浄にも薬剤は使わず、フィルターでろ過除菌した海洋深層水(淡水)を加熱して使っていると公式に書かれています。
工程は「取水→脱塩→調合・ろ過→洗浄→充填→包装→品質検査」の順です。ペットボトルはブロー成形したものに充填し、キャップで密閉したあと、賞味期限を印字して完成します。
放射性物質・PFASの検査と、FSSC22000・ISO22000の工場
公式のよくある質問では、放射能とPFASの検査について「両検査とも、検査基準値を下回る結果」と回答しています。原水は定期的に放射性物質の検査を行い、工場では理化学検査・官能検査・微生物検査をしています。
生産は食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」と「ISO22000」を取得した自社工場です。取水から脱塩、ボトル成形、充填まで一貫して生産していると公式は説明しています。
「効果」は書かれている?成分から分かることと注意点

「効果」で検索する人もいますが、公式が出している情報の範囲を整理しておきます。保存方法や、白い結晶が出たときのことも公式のよくある質問にあります。
機能性表示食品ではなく、公式に効果の表示はない
あなたのからだに近い水は、機能性表示食品やトクホではありません。公式通販の商品情報にもそうした表示はなく、特定の健康効果を期待して飲む商品としては案内されていません。
公式サイトで使われているのは「毎日の水分補給」「まろやかな軟水」といった、飲み水としての説明です。成分表から分かるのは、ミネラル量・硬度・pHといった水の性質だと考えておきましょう。
賞味期限は製造日から2年、開封後は冷蔵庫へ
賞味期限は未開封で製造日から2年間です。直射日光や高温多湿を避けて保管し、開封後は冷蔵庫に入れて早めに飲むよう公式は案内しています。
容器のまま加熱したり凍らせたりすると、容器が破損することがあるとも書かれています。温めたいときや凍らせたいときは、別の容器に移してから使います。
白い結晶が浮くのは海洋深層水由来のミネラル
加熱や冷凍をすると、白い結晶が浮くことがあります。公式は海洋深層水由来のミネラル成分で、品質に問題はないと説明しています。
お湯を沸かしたやかんや、凍らせた容器に白いものが残っても、異物ではなくミネラルです。気になるときは、公式窓口(0120-113-838)に問い合わせると確実です。
妊娠中・赤ちゃんのミルクについては公式に記載がない
妊娠中の人が飲んでよいか、赤ちゃんのミルク作りに使えるかは、公式サイトのよくある質問や商品情報に記載がありません。使ってよいかどうかを公式が案内していない以上、この記事でも判断はできません。
ナトリウムは100mlあたり6.70mgと表示されています。ミルクに使う水を選ぶときは、かかりつけの医師や助産師に相談するか、公式窓口に確認してから決めましょう。
📝 この記事のまとめ
● 原材料は「水(海洋深層水)」だけで、硬度40mg/Lの軟水
● 100mlあたりナトリウム6.70mg・カルシウム0.25mg・マグネシウム0.78mg・カリウム0.29mg
● pHは公式の自社分析で6.2。アルカリ性の水ではない
● 機能性表示食品ではなく、公式に健康効果の表示はない。妊娠中・ミルク用は公式に記載なし

