「ハッカ油で虫除けをしたいけれど、スプレーだとすぐ香りが飛んでしまう」「子どもやペットがいるから、できれば置き型で安全に使いたい」「保冷剤を再利用して作れると聞いたけれど、本当に虫除けになるのか不安…」そんな悩みを感じている方は多いのではないでしょうか。特に、ゴキブリや小さな虫が玄関やベランダから入ってくる季節は、できるだけ簡単で負担の少ない対策をしておきたいところです。
結論からお伝えすると、ハッカ油の虫除けは保冷剤と組み合わせることで、置き型として十分活用できます。スプレーのように頻繁に吹きかける手間を減らしながら、虫が嫌う香りを一定時間キープできるのが大きなメリットです。冷凍食品やスイーツに付いてきた保冷剤を再利用できるため、コストを抑えつつエコな虫除けとして使える点も魅力です。
ただし、作り方や置き場所を間違えると「思ったほど効果が感じられない」「虫が減らないどころか、かえって別の虫が寄ってきてしまった」「子どもやペットが触ってしまって心配」といった失敗につながる可能性があります。また、ゴキブリへの効果を過信しすぎると、必要な衛生管理や物理的な対策が疎かになってしまうリスクもあります。
この記事では、「ハッカ油×保冷剤」の組み合わせがなぜ虫除けとして使えるのかという基本的な仕組みから、玄関・ベランダ・屋外など場所別の置き方、効果が続く期間の目安、安全に使うための注意点まで、順を追ってわかりやすく解説します。後半では、具体的な作り方の手順や、重曹タイプ・スプレータイプとの違い、赤ちゃんやペットがいるご家庭での使い方のポイントも紹介しますので、「置き型でしっかり虫対策をしたい」という方でも、安心して実践できる内容になっています。
- ・ハッカ油の虫除けを置き型で保冷剤と組み合わせる仕組みとメリットがわかる
- ・玄関・ベランダ・屋外など、置く場所ごとの効果的な使い方や注意点を理解できる
- ・初心者でも失敗しにくい基本の作り方と、重曹タイプ・スプレータイプとの違いが整理できる
- ・ゴキブリ対策や赤ちゃん・ペットがいる家庭での安全な活用ポイントまで踏まえて使い分けできる
ハッカ油の虫除けを置き型で保冷剤と使うときの基礎知識と効果の仕組み

ハッカ油を保冷剤と組み合わせた置き型の虫除けは、スプレーに比べて香りがゆっくり広がるため、一定の効果を長時間キープしやすい方法です。とくに、玄関やベランダのように空気が溜まりやすい場所では、置いておくだけで虫を近づけにくい環境をつくれるため、手軽さとコスト面で人気があります。まずは、ハッカ油と保冷剤の組み合わせがなぜ虫除けとして機能するのか、その基本的な仕組みを理解するところから始めていきます。
ハッカ油と保冷剤の組み合わせで虫除けになる?
ハッカ油と保冷剤の組み合わせが虫除けとして機能する理由は、保冷剤の中に含まれる高吸水ポリマーが香りをじわじわと放散させる働きを持っているためです。吸水ポリマーは水分を保持しながらゆっくりと乾いていき、その過程でハッカ油の香りが空気中に少しずつ広がります。これは、アロマディフューザーが水と精油を拡散させる仕組みと似ており、香りがいきなり強くならず、継続的に広がるのが特徴です。
ハッカ油の主成分であるメントールは、蚊やハエなど多くの虫が嫌う香りであることが知られています。農林水産省の資料でも、ハーブの香りが害虫に対して忌避作用を持つことが示されており、ミント類はその代表格とされています。メントールの爽やかな香りは人にとって心地よいものですが、虫にとっては刺激が強く、近づきたくない空間を感じさせることにつながります。
保冷剤を使った方法がスプレーと違うのは、香りの広がり方が緩やかであるという点です。スプレーの場合は瞬間的に香りが強くなりますが、短時間で薄れてしまうことが多く、こまめな追加が必要になります。一方、置き型は香りが持続するため、玄関や部屋の一角に置いておくだけである程度の虫除け効果が期待できます。
実際に保冷剤を使った虫除けを試した人の声には、「ハッカの香りがふんわり広がるので子どもでも嫌がらない」「スプレーだとすぐ香りが飛ぶけど、置き型は長く保てる」「玄関に置いてから小さな虫が減った気がする」という意見が多く、置き型の利便性が実感されています。
ただし、万能ではありません。風通しの強い場所では香りが流れてしまい、効果が弱くなる傾向があります。また、ハッカ油の濃度を高くしすぎると刺激が強くなり、逆に不快に感じる場合もあるため、適量を調整することが必要です。このように、保冷剤を使った虫除けは、香りの広がり方の特性を理解して使うことでより効果を発揮する方法になります。
ゴキブリにも効果がある?
ハッカ油の虫除けはゴキブリにも一定の効果があると言われていますが、そのメカニズムを過信しすぎるのは禁物です。まず前提として、ゴキブリは刺激の強い香りに反応するため、メントールの香りを嫌う個体が多いことが知られています。実際、一部の実験ではゴキブリがミントの香りを避ける傾向が見られたという報告もあります。
しかし、ゴキブリ全てに強い忌避効果があると言い切れるわけではありません。個体差や種類によって反応が異なり、なかには香りにあまり影響されず食べ物の臭いを優先して近づいてくる場合もあります。また、ゴキブリは暗く湿った場所を好む習性があり、香りよりも物理的な環境のほうを重視することが多い虫です。そのため、ハッカ油を置いたからといって完全に近づかなくなるとは限りません。
実例として、「ゴキブリが玄関から入ってきにくくなった気がする」「キッチンの足元に置くと小さいゴキブリを見かけなくなった」という声もある一方、「隣の部屋でゴキブリを見た」「香りが薄くなるとすぐ出てきた」という声もあり、効果の感じ方には幅があります。これはハッカ油がゴキブリを完全に撃退するものではなく、あくまで“近づきたくなくなる可能性を高める”程度の働きだということを示しています。
ゴキブリ対策として活用する場合は、置き型だけに頼らず、清掃や食べ残しの管理、侵入口の封鎖といった物理的な対策と組み合わせることが重要です。とくに玄関やキッチンの排水部分はゴキブリが入りやすいポイントであるため、ハッカ油をベースにした香り対策と、環境の改善をセットで行うことで効果を高めることができます。
置き型に頼りすぎて他の対策を怠ると、ゴキブリが香りに慣れてしまったり、香りが弱まった隙に侵入されたりする可能性があります。ですので、「ハッカ油はゴキブリを完璧に防ぐものではない」という前提を踏まえて活用することが大切です。
置く場所はどこが最適?

置き型の虫除けを効果的に使うためには、「どこに置くか」が何よりも重要です。同じ置き型でも、場所によって香りの広がり方が大きく変わり、結果として虫の寄りつき方も違ってきます。とくにハッカ油のような揮発性の高い成分は、空気の動きや温度の影響を受けやすいため、香りが留まりやすい場所に置くことが効果を高めるポイントになります。
最適な置き場所として挙げられるのは以下のような場所です。
- 玄関の靴箱付近
- ドアの足元(外気が入り込む境目)
- ベランダの隅
- キッチンの床付近(ゴキブリ対策として)
- エアコン室外機の近く
これらの場所は虫が通りやすい「動線」であるため、香りに触れる機会が自然と増えます。特に玄関は虫が最も侵入しやすいポイントであり、小さな隙間からも虫が入り込むため、置き型を設置するだけでも一定の効果が期待できます。
ただし、風通しのよい場所に置くと香りがすぐに飛んでしまうため、効果が薄れやすくなります。屋外で使用する場合は、風が直接当たらない位置を選ぶことが重要です。また、直射日光が当たる場所ではハッカ油の成分が変質しやすく、香りが弱まってしまうこともありますので、日陰に置くのが理想的です。
置き場所を考える際には、「虫が通る場所」と「香りが留まる場所」のバランスを意識するのがコツです。例えば、玄関の靴箱の上は風通しが少なく香りが溜まりやすいため、スプレーよりも置き型の香りがしっかり活かされます。逆に、エアコンの風が当たる場所は香りが拡散しすぎてしまうため避けたほうが良いでしょう。
置く場所の工夫次第で効果が大きく変わるため、家庭の環境に合わせて配置を考えることで、ハッカ油の虫除けをより効果的に活用できます。
玄関で使う場合の虫除け効果と注意点
玄関は家の中で最も虫が侵入しやすい場所であり、ここに置き型のハッカ油×保冷剤虫除けを設置することで、香りのバリアを作ることができます。玄関は外と室内をつなぐ動線で空気がよどみやすく、香りが溜まりやすい環境のため、ハッカの清涼感とメントールの揮発性が効果を発揮しやすい場所です。特にドアの隙間や靴箱の周辺から虫が侵入するケースが多いため、その周辺に設置すると香りが直接接触し、虫が入り込みにくくなるとされています。
玄関での使用が効果を発揮する理由は、虫が嫌うメントール成分が空気中に漂い、侵入しようとするタイミングで香りに触れやすいことです。メントールの香りは蚊やハエだけでなく、小型のゴキブリにも忌避作用があるとされており、玄関のように空気が動きにくい狭い空間では特に効果が実感しやすくなります。外出時に扉を開けると空気が流れ込みますが、その直後に香りの残りが室内に広がるため、虫が入り込んでも長く居座りにくくなるメリットもあります。
ただし、玄関で使う際には注意点もあります。まず、香りが強く残るようにとハッカ油を入れすぎると、ドアを開けた瞬間に強烈な刺激が広がり、人がむせるほどの香りになる可能性があります。特に、小さな玄関の場合はハッカ油の量を控えめにし、少量から試すことが大切です。また、玄関にペットがいる家庭では、ハッカ油の刺激が強いため、ペットが嗅ぎすぎないよう置き場所を工夫し、高い位置に置くなどの対策が必要です。
実際に玄関で置き型の虫除けを使用した人からは、「玄関に虫が入りにくくなった」「ドアを開けたときにスーッとした香りがして気持ちいい」という声が多く聞かれます。一方で、「入れすぎたら刺激が強すぎた」「夏場は香りが蒸発するのが早いので、追加が必要だった」という声もあり、使用する量と環境に合わせた調整が重要であることがわかります。
玄関に設置する際は、靴箱の上やドアの横など、風が直接当たらずに香りが溜まりやすい位置を選ぶことで効果が高まります。また、来客が多い家庭では香りが飛びやすいため、小まめにハッカ油を足すなどのメンテナンスも忘れずに行うと良いでしょう。
ベランダや屋外で使うときのポイント
ベランダや屋外でハッカ油×保冷剤の置き型を使う場合、玄関とは異なる注意点があります。屋外は風の影響を大きく受けるため、香りがすぐに飛んでしまい、効果を実感しにくくなることが多いためです。とくに高層階のベランダや風通しの良い場所では、置くだけでは香りが拡散しすぎてしまい、適切な濃度を維持することが難しくなります。
しかし、置き場所を工夫することで効果を高めることができます。例えば、風が直接当たらないベランダの隅や、室外機の後ろ側などの風の影響が少ない場所に置くと、香りが滞留しやすくなります。また、ベランダのフェンスの内側やプランターの間など、空気の流れが緩やかになる位置に配置すると、虫除けとしての効果を維持しやすくなります。
屋外で使う際には、香りが薄くなるスピードが速いため、ハッカ油の滴数を室内よりも多めにすることがポイントです。ただし、多く入れすぎると強い刺激になるため、2〜3滴ずつ様子を見ながら追加して調整するのが安全です。また、置き型とスプレー型を併用すると、屋外でもより高い虫除け効果が期待できます。たとえば、ベランダ全体にはスプレーを使い、虫の通り道には置き型を使うという方法が効果的です。
実例として、「ベランダ菜園で小虫が減った」「洗濯物に虫がつきにくくなった」といった声がある一方で、「強風の日はほとんど効果を感じなかった」「直射日光が当たると保冷剤が早く水っぽくなる」という声もあります。これらは屋外の環境による影響が大きいため、置き場所や天候を考慮して使い分ける必要があります。
また、屋外で使用するときは、直射日光を避けることが重要です。ハッカ油は熱で成分が変質しやすく、香りが弱まるだけでなく、場合によっては逆に虫を引き寄せる原因になることもあります。そのため、屋根のあるベランダや日陰に置くことが前提になります。
ベランダや屋外で使用する際は、周囲の環境に合わせた調整と併用がポイントです。風の少ない場所を選び、必要に応じてスプレーと併せて使うことで、置き型の限界を補いながら効果を最大限に引き出すことができます。
置き型の虫除けはどれくらい期間がもつ?効果の持続性
ハッカ油を使った置き型の虫除けの持続期間は、使用環境や置き場所によって大きく異なりますが、一般的には3日〜1週間程度とされています。これは、保冷剤に含まれる高吸水ポリマーが徐々に乾いていくスピードと、ハッカ油の揮発の速さのバランスによって決まるためです。
室内で風が少ない環境では香りが溜まりやすいため、1週間近く香りが持続することもあります。一方、玄関のように人の出入りが多い場所や、風が通りやすいベランダでは、香りが早く飛んでしまい、3日ほどで効果が薄れてしまうこともあります。ベランダで使用する場合は特に、天気や風の影響を受けやすいため、より短期間でのメンテナンスが必要になります。
持続性を高めるための方法としては、保冷剤にハッカ油を追加して香りを補強する、置き場所を風の当たらないところに移動する、容器にフタをつけて少しずつ香りを広げるといった工夫があります。また、保冷剤の中身が水っぽくなったと感じたら、重曹を加えることで吸水性が向上し、香りの持ちを改善できる場合があります。
実際に使っている人からは「玄関だと4〜5日は効果が続いた」「ベランダは3日で香りが薄くなる」「室内のクローゼットでは1週間ほど持った」という声が多く、環境によって差が出ることがわかります。このように、置き型は万能ではないものの、場所に合わせて適切に管理することで十分な効果を維持できます。
置き型虫除けを長持ちさせるためには、香りが弱くなったと感じたタイミングでハッカ油を追加することが基本になります。ただし、一度に大量に追加すると刺激が強くなりすぎてしまうため、数滴ずつ様子を見ながら足すことが大切です。また、保冷剤自体が乾いて寿命を迎えたら、新しいものに交換して再度作り直すと良いでしょう。
このように、置き型虫除けの持続性は環境によって変動しますが、適切なメンテナンスを行うことで効果を安定させ、安全に使用し続けることができます。
ハッカ油の虫除けを置き型で保冷剤と使う具体的な作り方と安全な活用方法

ハッカ油を使った虫除けの中でも、保冷剤を組み合わせた置き型タイプは、作り方が簡単で持ち運びの手間も少ないことから人気があります。ただ、正しく作らないと香りが弱くなったり、思ったより早く蒸発してしまうこともあるため、まずは基本となる手順と特徴を理解しておくことが大切です。ここでは、初心者でも失敗しにくい方法を中心に、置き型の虫除け作成に必要な道具や注意点を丁寧に整理していきます。
置き型虫除けの作り方は?初心者でもできる基本手順
置き型タイプの虫除けを作るときは、材料を揃えるところから始まります。保冷剤はどの家庭にもあるため、手軽に準備できるのが大きな利点です。多くの人が失敗する理由は、ハッカ油の量が少なすぎたり、逆に多すぎて刺激が強くなりすぎる点にあります。適量を守ることで香りが持続し、虫除け効果も安定します。
基本的な作り方としては、まず解凍した保冷剤を小皿や耐水性容器に移し替え、その上からハッカ油を数滴垂らします。保冷剤はジェル状のため、香りを全体に広げやすく、強い香りが苦手な人でも調整しやすい点が魅力です。また、見た目もすっきりしているため、玄関先やキッチン、ベランダなど何気ない場所に置きやすく、生活動線を邪魔しにくいのも特徴です。
作成の際には、以下のような基本ステップを意識するとスムーズに作業ができます。
- 保冷剤を完全に常温に戻し、ジェルをほぐしておく
- 小皿や保冷剤がこぼれにくい容器を用意する
- ハッカ油は5~10滴ほどを目安に垂らす
- しっかり混ぜる必要はなく、そのまま香りを自然に広げる
- 風通しの良い、空気が流れる場所に設置する
ハッカ油は量を誤ると目や鼻に刺激が強すぎる場合があります。また、香りが強いと虫除けとしての効果が高まりやすくなる一方、人によっては匂いが気になりやすくなるため、置く場所の広さや風の通り方を考えて調整するべきです。慣れるまでは少量から始め、徐々に好みの量に近づける方法が安心です。
重曹を使ったハッカ油虫除けとの違い
同じ置き型でも、保冷剤タイプと重曹タイプでは香りの広がり方や持続時間が異なります。重曹を使って作るタイプは、香りの立ち上がりがゆっくりで、ほんのり広がる柔らかい香りが特徴です。一方で保冷剤に含まれるジェルは揮発しやすいため、スーッとした香りが短時間で広がります。
重曹は湿気を吸う性質があるため、梅雨時期や湿度が高い場所で使うと固まりやすく、使える期間が短くなることがあります。一方で、保冷剤のジェルは湿度の影響を受けにくく、比較的安定した状態を保ちやすいため、夏場の玄関や屋外での使用に向いています。
違いを簡単に整理すると以下のようになります。
| タイプ | 香りの強さ | 持続時間 | 向いている場所 |
|---|---|---|---|
| 保冷剤タイプ | 強い | 短め〜中程度 | 玄関・ベランダ・外回り |
| 重曹タイプ | 弱め | やや長め | 室内・寝室などの静かな空間 |
香りがしっかり広がりやすい保冷剤タイプは、玄関・土間・ベランダなど、出入りが多く空気の動きがある場所で利用しやすいです。一方で、重曹タイプは控えめな香りを求める人や、小さな子どもがいる家庭で刺激を抑えたい場合に向いています。
スプレーと置き型の使い分けはどうする?
ハッカ油の虫除けは、置き型とスプレー型のどちらも人気がありますが、それぞれ得意とする場面が異なります。効果的に使い分けることで、虫が寄り付きやすい場所もよりカバーしやすくなり、安心して過ごせる環境づくりがしやすくなります。
置き型は、空気中に自然と香りを漂わせるため、特定の範囲を継続的に守るのに向いています。玄関であれば外から虫が侵入しにくくなり、ベランダでは網戸や物干し竿周辺を守る効果が期待できます。保冷剤を使うタイプは香りも広がりやすく、虫が近づきやすい入口や窓際などに適しています。
一方、スプレーは特定の物や場所に直接かけて使うため、即効性があります。外出前に衣類に軽く吹き付けたり、玄関のドア、網戸、ベランダの柵など虫がよく集まる位置にピンポイントで対応できます。また、屋外で草取り作業をする前に足元や服に吹きかけるなど、状況に応じた対策にも使いやすい点がメリットです。
- 玄関・窓際・ベランダ → 置き型
- 外出前・衣類の虫除け → スプレー型
- 短時間で効果を出したい場所 → スプレー型
- 広い範囲を一定時間守りたい → 置き型
このように、置き型とスプレーは役割が異なるため、両方を併用することで室内と屋外の虫対策がしやすくなります。特に夏場は虫の発生量が増えるため、一つの方法だけに頼らず、場面ごとに使い分けることが効果を高めるポイントになります。
ハッカ油は何滴入れればいい?適量と調整方法

置き型の虫除けを作るときに悩みやすいのが「ハッカ油を何滴入れるべきか」という部分です。多ければ多いほど効果が上がるように感じるかもしれませんが、実際には香りが強すぎて刺激になったり、周囲の環境によって香りが早く飛びすぎてしまうこともあります。
一般的な目安としては、保冷剤1個分(約30〜40g)に対してハッカ油を5〜10滴程度入れると扱いやすい濃度になります。ただし、玄関など空間が広い場所では10滴前後、キッチンやトイレなど狭い場所では5滴前後に抑えたほうが快適です。特に夏場は気温が高いため香りが拡散しやすく、滴数を少なめにするほうがバランスが取れます。
使い始めてから強さを調整する方法としては、以下のようなものがあります。
- 香りが弱いと感じたら数滴追加する
- 香りが強いと感じたら置く場所を少し離す
- 蓋つき容器に入れて開閉で調整する
- 複数置く場合はそれぞれ滴数を変えてみる
香りには好みがあるため、家族が多い家庭では特に配慮が必要です。使い始めは少ない滴数で試し、様子を見ながら調整するとトラブルなく使いやすくなります。その一方で、屋外や広い玄関ではやや強めに設定しないと虫除け効果が届きにくくなるため、場所によって適切な滴数を変えるのがポイントです。
保冷剤とハッカ油を使うデメリットや逆効果になるケースは?
保冷剤とハッカ油の組み合わせは使いやすく便利ですが、万能というわけではありません。状況によっては十分な虫除け効果が得られなかったり、かえって虫を引き寄せる原因になることもあります。このようなトラブルを避けるためには、デメリットや弱点を事前に把握しておくことが重要です。
まず大きなポイントとして、保冷剤のジェルそのものには虫除け効果がないため、ハッカ油の香りが弱まるとすぐに効果が下がってしまいます。特に夏場の屋外は気温が高いため、香りが一気に蒸発してしまい、数時間で弱くなる場合があります。香りが弱くなると虫が寄ってくる時間が増えるため、こまめな追加が必要です。
また、保冷剤はジェル状であるため、容器を倒してしまうと床についたり、ペットがなめてしまう危険性があります。ハッカ油は犬や猫などの動物にとって刺激となる場合があり、誤飲すると体調を崩す可能性もあるため、必ずペットの手が届かない位置に置くことが大切です。
もう一つの注意点として、風がほとんど流れない密閉空間では、ハッカ油の香りが広がりにくく、虫除け効果を実感しにくくなるケースがあります。特に収納スペースの中や狭い空間では香りがこもりやすく、人によっては強い刺激を感じてしまうこともあります。
- 気温が高いと香りが急激に飛ぶ
- 誤って倒すとジェルが散らばる可能性
- ペットが触れると危険なケースがある
- 密閉空間では香りが広がらず効果が弱い
- 風通しがなさすぎると刺激が強く感じられる場合も
これらを理解したうえで使用すると、デメリットを最小限に抑えながら安全に使えます。特に夏場の屋外や玄関周りなど、空気が動きやすい場所では香りが自然に広がるため、保冷剤タイプの長所を生かしやすくなります。
赤ちゃんがいる家庭で使うときの注意点
ハッカ油は自然由来の成分ですが、刺激が強いことで知られており、赤ちゃんや乳幼児には慎重な扱いが求められます。特に生後数ヶ月の赤ちゃんは呼吸器が未発達で、強い香りを吸い込むと気分が悪くなったり、咳込んだりする場合があります。そのため、赤ちゃんのいる家庭では使用場所や量をしっかり配慮することが必要です。
まず大切なのは、赤ちゃんが過ごす部屋、寝室、ベビー布団の近くには絶対に置かないことです。香りが強く広がるタイプの虫除けほど影響が出やすく、置き型のハッカ油は距離を離して使うのが基本になります。玄関やベランダ、キッチンなど、赤ちゃんが普段立ち入らない場所に限定して使うと安心です。
また、赤ちゃんが手を伸ばせる位置に置いた場合は、容器を触ってしまったり、中身を誤って口に入れる危険があります。保冷剤の中には吸湿剤などが含まれており、誤飲すると健康被害につながるため、高い棚や手が届かない位置に必ず置くことが必要です。
さらに、赤ちゃんが生後1歳未満の場合は、ハッカ油の使用そのものを控える医師の意見もあります。厚生労働省が発表している資料によると、メントール成分は乳幼児に強い刺激になるケースが報告されており、家庭での使い方には慎重な判断が求められます。このため、赤ちゃんがいる家庭では必要性が高い場所だけに限定し、使用量を必要最小限に抑えることで、安全性を確保しながら虫除け対策を行いやすくなります。
- 赤ちゃんの寝室や生活スペースには置かない
- 手の届かない場所でのみ使用する
- 香りが強すぎる場合は滴数を減らす
- 使用は玄関やベランダなど限定的に
- 必要なら医師や保健師に相談しておく
このように、赤ちゃんの安全を優先しながらハッカ油を活用するためには、置き場所や量を細かく調整しながら使う姿勢が大切です。自然素材だから安心と考えず、刺激性の強い成分であることを理解したうえで慎重に扱うことが求められます。
まとめ:ハッカ油の虫除けを置き型で保冷剤と使うポイント
置き型のハッカ油虫除けを保冷剤と組み合わせて使う方法は、手軽でコストがかからない点が魅力ですが、正しい知識を持って使うことで効果が安定し、安全に活用できます。基本の手順としては、保冷剤を常温に戻して容器に移し、ハッカ油を5〜10滴垂らすだけで完成します。
さらに、香りの広がり方や持続性は、置く場所や滴数によって大きく変わります。玄関やベランダのように空気が動く場所では広い範囲に香りが届きやすく、虫除け効果も感じやすくなります。一方、室内の狭い空間で使う際は刺激が強くならないように注意が必要です。
併用する場合は、置き型は広い範囲の対策、スプレーは即効性が必要な場所に使い分けると効率的です。またペットや赤ちゃんがいる家庭では置き場所に十分気を付け、誤飲や刺激を避けられる位置に限定して使用することが大切です。
保冷剤タイプは香りの立ち上がりが早く、夏場の虫が多い季節に活用しやすい反面、香りが飛びやすいという性質があるため、量の調整やこまめな補充が必要になることもあります。これらのポイントを踏まえながら、自宅の環境に合わせて使い方を調整することで、安心して快適な虫対策が行えるようになります。
- ・ハッカ油と保冷剤の組み合わせは、置き型虫除けとして手軽に活用できる
- ・玄関・ベランダ・屋外など空気が動く場所で効果を発揮しやすい
- ・ペットや赤ちゃんが触れない位置に置くことが安全に使うための必須条件
- ・香りが弱くなるためこまめなハッカ油の追加や置き場所の調整が重要
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