溶接依頼はホームセンターでできる?料金やサービス内容を徹底解説!

溶接依頼はホームセンターでできる?料金やサービス内容を徹底解説!

記事内に広告を含みます

ホームセンターの公式サイトを6社分確認しましたが、溶接を代わりにやってくれる加工サービスの記載はありませんでした。公式に案内があるのは、コメリとカインズ(一部店舗)の溶接機レンタルです。

悩見有造
悩見有造

壊れた金具を溶接してほしいのですが、ホームセンターで頼めますか?コメリやコーナン、カインズに溶接サービスはありますか?

編集長
編集長

コメリ・カインズ・コーナン・DCM・ビバホーム・ジョイフル本田の公式サイトには、溶接の代行サービスは載っていません。コメリはエンジン溶接機を1日4,800円で貸し出しているので、自分で溶接するか、鉄工所などの溶接業者に依頼するかの二択になります。

📌 この記事のポイント

● 溶接を代行する加工サービスは、確認した6社とも公式サイトに記載なし(2026年10月9日確認)

● コメリは防音型エンジン溶接機150Aを1日4,800円でレンタル(コメリカード会員限定・ホルダー&アースは別に1日780円)

● カインズは予約サイトの工具レンタルに直流インバータ溶接機がある(取扱いは店舗による)。コーナン・DCMには溶接機の記載はない

● 頼むなら鉄工所などの溶接業者へ。自分でやるなら遮光面・革手袋・燃えにくい作業衣が必要

溶接依頼はホームセンターで可能?基本知識と料金の目安

溶接依頼はホームセンターで可能?基本知識と料金の目安

編集長
編集長

まず、ホームセンター各社の公式サイトに溶接のサービスが載っているかを1社ずつ確認した結果をお伝えします。

どこでできる?

どこでできる?

溶接の依頼先は、鉄工所や溶接業者などの金属加工の事業者です。ホームセンターは、公式サイトを確認した6社とも溶接を代行するサービスを載せていません。

ホームセンター 溶接の加工サービス 溶接機の貸出 工作室・加工スペース
コメリ公式サイトに記載なしあり:防音型エンジン溶接機150A 1日4,800円(コメリカード会員限定・取扱店舗のみ)公式サイトに記載なし
カインズ公式サイトに記載なしあり:予約サイトの工具レンタルに直流インバータ溶接機(取扱店舗・料金は店舗に確認)カインズ工房:当日購入品は2時間まで無料、持ち込み品は30分250円~
コーナン公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし(レンタル工具はマルチツール)D.I.Y LABO・セルフ工房:購入した材料の加工に無料で使える
DCM公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし(レンタル電動工具に溶接機なし)みんなの工作室:購入した木材などの加工用。マイスター工房は木材のカット・加工
ビバホーム公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし(店舗サービスに「レンタル工具」はあるが機種の記載なし)公式サイトに記載なし
ジョイフル本田公式のサービス一覧に溶接の項目なし公式のサービス一覧に記載なしサイズ加工サービスあり(溶接の記載なし)

表の「記載なし」は公式サイトに載っていないという意味で、店舗独自の対応までは確認できていません。近くの店舗で頼めるかを知りたいときは、その店舗に電話で聞いてください。

個人でも可能?

個人でも可能?

個人でも、溶接機を借りたり買ったりして自分で溶接することはできます。溶接機メーカーのスズキッドは、業務以外の趣味でアーク溶接機を使う場合は免許や資格の取得義務はないと案内しています。

ただし同社は、アーク溶接特別教育などを受講することを勧めています。仕事で労働者にアーク溶接をさせる場合は、事業者が特別教育を行うことが労働安全衛生法で義務づけられています。

業者に頼む場合に個人の持ち込みを受けるかどうかは事業者ごとに違うため、依頼前の電話で確認が必要です。

料金の相場は?

料金の相場は?

溶接の料金に、公的な相場表やホームセンター共通の料金表はありません。材質・板厚・溶接する長さ・仕上げの有無で作業時間が変わるため、業者ごとの見積もりになります。

項目 公式に確認できた金額
コメリ 防音型エンジン溶接機150Aのレンタル1日4,800円(ガソリン別売)
コメリ 溶接機用ホルダー&アースのレンタル1日780円
カインズ工房の利用(持ち込み品の加工)30分250円~(最大4時間)
鉄工所・溶接業者への依頼公的な料金表なし(見積もり)

見積もりは2社以上に取り、作業内容と金額の内訳を比べてください。コメリの「1日」は、予約した店舗の開店から同じ日の閉店までを指します。

持ち込みの料金はいくら?

持ち込みの料金はいくら?

持ち込みの溶接料金を公式サイトで公表しているホームセンターは、確認した6社にはありませんでした。持ち込みで頼む先は鉄工所や溶接業者になり、料金は現物を見てからの見積もりです。

● 材質(鉄・ステンレス・アルミなど)と板厚

● 溶接する場所の長さと箇所数

● 割れ・外れなど、壊れた部分の写真

● 仕上げ(研磨・塗装)が必要かどうか

この4点を先に伝えると、電話やメールでもおおよその金額と納期を答えてもらいやすくなります。

ステンレスの溶接費用はいくらかかる?

ステンレスの溶接費用はいくらかかる?

ステンレスの溶接費用も公表された料金表はなく、依頼先の見積もりで決まります。ホームセンター6社の公式サイトには、ステンレスの溶接サービスの記載もありませんでした。

見積もりを頼むときは、材質がステンレスであることと板厚を必ず伝えてください。材質によって使う溶接材料や方法が変わるため、鉄と同じ料金になるとは限りません。

溶接してくれるホームセンターはある?

溶接してくれるホームセンターはある?

溶接を代行すると公式サイトに書いているホームセンターは、確認した6社にはありません。自分で溶接するための道具を貸しているのがコメリで、エンジン溶接機をレンタルできます。

● コメリ:電動工具・機械レンタルに防音型エンジン溶接機150Aがある

● カインズ:予約サイトの工具レンタルに直流インバータ溶接機がある(店舗による)。コーナン・DCM:工作室やレンタル工具はあるが、溶接機の記載はない

● ビバホーム・ジョイフル本田:公式サイトに溶接サービス・溶接機貸出の記載はない

コメリ・カインズ・コーナン・ビバホーム・ジョイフル本田は、通販サイトで溶接機や溶接用品を販売しています。繰り返し使うなら、購入して自分で作業する方法もあります。

コーナンの料金はいくら?相場を解説

コーナンの料金はいくら?相場を解説

コーナンの公式サイトには溶接サービスも溶接機のレンタルも載っておらず、溶接の料金はありません。公式に案内されているレンタル工具と工作スペースは下のとおりです。

サービス 公式サイトの記載
レンタル工具本体とヘッドを選ぶマルチツール。2泊3日330円(税込・本体とヘッドは別)から
D.I.Y LABO・セルフ工房無料。利用店舗で買った材料・工具の加工に限る
コーナンPRO・ビーバーPROレンタル工具の貸出しをしていない
溶接サービス・溶接機レンタル記載なし

「溶接機 レンタル コーナン」で探している人は、店舗に電話で取り扱いを確認してください。レンタルの申込みには運転免許証などの身分証明書が必要です。

コメリの料金はいくら?相場を解説

コメリの料金はいくら?相場を解説

コメリは溶接の代行はしていませんが、防音型エンジン溶接機150Aを1日4,800円でレンタルしています。公式の「電動工具・機械レンタルサービス」に載っている条件をまとめました。

項目 内容(コメリ公式サイト)
溶接機本体防音型エンジン溶接機150A 1日4,800円(ガソリン別売)
ホルダー&アース別にレンタルが必要 1日780円
利用できる人コメリカード会員限定(アクアカード会員は対象外)
受付に必要なもの本人のコメリカードと自動車運転免許証
期間1予約あたり最大7日間。1日は予約店舗の開店から同日閉店まで
申込みWEB予約または取扱店舗の店頭

レンタルを扱っているのは一部の店舗で、希望の機械が貸し出し中のこともあります。料金・機種は予告なく変わる場合があると書かれているので、借りる前に取扱店舗へ確認してください。

カインズの料金はいくら?相場を解説

カインズの料金はいくら?相場を解説

カインズの公式サイトにも溶接サービスの料金は載っていません。作業場として使える「カインズ工房」の料金は、当日その店舗で買った商品の加工なら2時間まで無料、予約や持ち込み品の加工は30分250円からです。

カインズ工房のページの一覧に溶接機はありませんが、予約サイトの工具レンタルには直流インバータ溶接機が載っています(取扱いは店舗による)。レンタル工具として載っているのは丸ノコ・トリマー・ジグソー・グラインダー・インパクトドライバーなどで、設置店舗も限られます。

溶接依頼はホームセンター以外でも出来る?選択肢と正しい知識

溶接依頼はホームセンター以外でも出来る?選択肢と正しい知識

編集長
編集長

ホームセンターで頼めないときの依頼先と、自分で溶接する場合の安全対策を、厚生労働省やメーカーの情報で確認します。

ホームセンター以外で溶接依頼は出来る?

ホームセンター以外で溶接依頼は出来る?

ホームセンター以外では、地域の鉄工所や溶接業者に依頼できます。個人の小さな修理を受けるかどうかは事業者ごとに違うため、電話で「個人の持ち込みは可能か」を最初に聞いてください。

方法 向いている場合 注意点
鉄工所・溶接業者に依頼強度が必要なもの、ステンレスやアルミ個人の受付は事業者による。料金は見積もり
溶接機をレンタルして自分で作業屋外で1日だけ使いたいコメリはカード会員限定。保護具は自分で用意
溶接機を購入して自分で作業繰り返し使う、趣味で続けたい家庭用100Vで溶接できる板厚は軟鋼で約3mmまで

人が乗る物や荷重がかかる部品など、壊れると危険なものは業者に任せてください。

必要な保護具とは?

必要な保護具とは?

必要な保護具は、遮光性能のある溶接面、溶接用の革手袋、燃えにくい素材の作業衣、耐火エプロンです。厚生労働省の職場のあんぜんサイトは、皮膚の露出を避け、眼と顔を守るために適切な遮光性能を持つ溶接面を使うよう示しています。

危険 内容(厚生労働省 職場のあんぜんサイト) 対策
アーク光強い紫外線と可視光を含み、電気性眼炎や白内障の原因になる遮光性能のある溶接面を使い、皮膚を露出しない
熱・スパッター溶けた高温の金属が飛び散る燃えにくい作業衣・耐火エプロン・革手袋。周囲の燃えやすい物を片付ける
感電アーク溶接作業の主な災害のひとつ乾いた手袋を使い、濡れた場所や雨の中で作業しない
ヒューム(粉じん)吸い続けるとじん肺の原因になる換気をして、防じんマスクを使う

スズキッドも、溶接物や溶接棒が高温になるため素手での作業は絶対にやめるよう案内しています。近くに人がいると光や火花が届くので、作業は人のいない場所で行ってください。

溶接修理は依頼できる?

溶接修理は依頼できる?

溶接部分が割れた・外れたという修理も、鉄工所や溶接業者に依頼できます。ホームセンター6社の公式サイトには、溶接修理の受付は載っていませんでした。

依頼の前に、壊れた部分の写真と材質・大きさを伝えて、直せるかどうかを聞いてください。割れ方や材質によっては溶接で直せず、部品の交換を勧められる場合があります。

溶接機修理の依頼先と費用

溶接機修理の依頼先と費用

溶接機が故障したときの依頼先は、メーカーの修理窓口か購入した販売店です。スズキッドは公式サイトに「お問い合わせ・修理」の窓口を設けています。

修理費用は故障の内容で変わるため、公式サイトに一律の料金は載っていません。型式と症状を伝えて、見積もりを取ってから修理に出してください。

アーク溶接と通常の溶接の違いは何?

アーク溶接と通常の溶接の違いは何?

アーク溶接は、アーク放電の熱で金属を溶かしてつなぐ溶接方法のひとつです。厚生労働省は、母材と電極の間に発生させたアークの高熱で母材と溶加材を溶かして一体にする方法と説明しています。

種類 仕組み(日本溶接協会 溶接情報センター・厚生労働省)
アーク溶接アーク放電の熱で接合部を溶かす。最も一般的な溶接法で、被覆アーク溶接・ティグ・ミグ・マグなどがある
抵抗溶接接合部に大電流を流し、抵抗による発熱で溶かしながら加圧する
ろう接母材ではなく、ろう材を溶かして接合する。450℃以上がろう付、それより低いものがはんだ付
圧接加熱した接合部に圧力をかけて接合する。ガス圧接は鉄筋やレールに使われる

「溶接」は金属をつなぐ方法の総称で、アーク溶接はその中の代表的な方法です。家庭用として売られている100Vの溶接機は、アーク溶接の機械です。

溶接で有名な企業はどこ?

溶接で有名な企業はどこ?

溶接機や溶接材料を扱う企業には、神戸製鋼所・パナソニック コネクト・スズキッドがあります。公式サイトで確認できる事業内容は下のとおりです。

企業 公式サイトに載っている内容
神戸製鋼所(KOBELCO)溶接事業。溶接材料、溶接ロボットシステム
パナソニック コネクト溶接機・ロボット・レーザ
スズキッド(SUZUKID)溶接機、自動遮光溶接面、溶接棒・溶接ワイヤ

この3社は機械や材料のメーカーで、個人の溶接依頼を受ける会社ではありません。溶接を頼む先は、地域の鉄工所や溶接業者です。

溶接棒で何ミリまで溶接できる?

溶接棒で何ミリまで溶接できる?

家庭用コンセント(100V・15A)で溶接できる板厚は、軟鋼で約3mmまでです。スズキッドの公式FAQは、100V溶接機では最大3ミリまでを推奨すると答えています。

それより厚い材料は、必要に応じて両面から溶接して強度を高めるよう案内されています。100V・15Aを超えて使いたい場合は、電気工事士に依頼して専用電源を設ける必要があります。

使える溶接棒の太さは機種ごとに違うため、取扱説明書の目安表を確認してください。

まとめ:溶接依頼はホームセンター以外でも出来る?他の選択肢を正しく選ぶ方法

まとめ:溶接依頼はホームセンター以外でも出来る?他の選択肢を正しく選ぶ方法

ホームセンター6社の公式サイトに溶接の代行サービスはなく、依頼するなら鉄工所や溶接業者が窓口です。コメリではエンジン溶接機を1日4,800円で借りられます。

自分で溶接する場合は、溶接面・革手袋・燃えにくい作業衣をそろえ、換気と火の始末を徹底してください。

📝 この記事のまとめ

● 溶接を代行するサービスは、コメリ・カインズ・コーナン・DCM・ビバホーム・ジョイフル本田の公式サイトに記載なし

● コメリは防音型エンジン溶接機150Aを1日4,800円でレンタル(コメリカード会員限定・取扱店舗のみ)

● 依頼先は鉄工所や溶接業者。料金は見積もりで、材質・板厚・写真を先に伝える

● 自分で溶接するなら遮光性能のある溶接面・革手袋・燃えにくい作業衣が必要。100Vで溶接できるのは軟鋼で約3mmまで

📚 参考文献・出典

・電動工具・機械レンタルサービス(コメリ)

・コメリのサービス一覧(コメリ)

・カインズ工房(カインズ)

・DIYや工作ができる店舗はありますか?(カインズ お客様サポート)

・店舗サービス(コーナン商事)

・レンタル工具(コーナン商事)

・D.I.Y LABO(コーナン商事)

・レンタル電動工具(DCM)

・みんなの工作室(DCM)

・マイスター工房(DCM)

・スーパービバホーム座間店 店舗サービス(ビバホーム)

・ジョイフル本田の便利なサービス(ジョイフル本田)

・安全衛生キーワード アーク溶接(厚生労働省 職場のあんぜんサイト)

・安全衛生キーワード 特別教育(厚生労働省 職場のあんぜんサイト)

・よくあるご質問(スズキッド)

・お問い合わせ・修理(スズキッド)

・溶接法の基本的な原理と適用指針(日本溶接協会 溶接情報センター)

・溶接(神戸製鋼所)

・溶接機・ロボット・レーザ(パナソニック コネクト)

・カインズ Reserve 工具レンタル(カインズ公式)