メルカリのまとめ買い依頼がきたら、24時間以内に依頼の内容を確認して、承諾するか断るかを決めます。値引きに決まった相場はないため、この記事ではメルカリ公式ガイドで確認できる仕組みと、送料・販売手数料から値引き額を逆算する方法をまとめます。

まとめ買い依頼が届きました。値引きはどれくらいが相場で、金額の変更はできるのでしょうか?

値引きの相場を示す公式・公的なデータはありません。まとめて送ることで浮く送料を0.9で割った金額までなら、手元に残る利益は変わりません。
📌 この記事のポイント
● まとめ買いの値引きに決まった相場はない。目安は「浮いた送料÷0.9」(販売手数料10%から逆算)
● 依頼は24時間以内に確認しないと自動的に非成立になり、依頼は削除される
● 承諾すると1つの商品として新規出品される。出品者は通常の商品と同じく編集(価格変更)できる
● 売れた後の価格変更はできない。断った場合や非成立の場合も、相手に通知が届く
メルカリでまとめ買い依頼がきたらどう対応すべき?値引きや金額変更の基本


まず、値引き額の考え方と、依頼が届いてから取引が始まるまでの流れを、メルカリ公式ガイドの内容に沿って整理します。
値引きはどのくらいが目安?

まとめ買いの値引きに、公式・公的に決まった相場や割引率はありません。値下げに応じるかどうかは出品者の判断に任されている、とメルカリ公式ガイドに書かれています。
損をしない値引き額は、送料と販売手数料から逆算できます。メルカリの販売手数料は販売価格の10%なので、まとめて送ることで浮く送料÷0.9までの値引きなら、別々に売ったときと利益は同じです。
| 計算例(送料込みで出品) | 別々に送る送料 | まとめた送料 | 浮く送料 | 利益が変わらない値引き額 |
|---|---|---|---|---|
| 1,500円×2点(ネコポス2通→ネコポス1通) | 420円 | 210円 | 210円 | 約233円まで |
| 2,000円×2点(宅急便コンパクト2個→宅急便60サイズ) | 1,040円 | 750円 | 290円 | 約322円まで |
| 3,000円×3点(宅急便60サイズ3個→80サイズ1個) | 2,250円 | 850円 | 1,400円 | 約1,555円まで |
上の表は、らくらくメルカリ便の料金(ネコポス210円、宅急便コンパクト450円+専用資材70円、宅急便60サイズ750円・80サイズ850円)で計算した例で、実際の相場ではありません。ネコポス2通(420円)を宅急便コンパクト1個(520円)にまとめる場合は送料が増えるため、値引きした分だけ利益が減ります。
出品者があらかじめ値引きを決めておく「自動まとめ買い設定」は、値引き額が100~500円(100円単位)で、割引の上限は合計金額の20%までです。これは機能の設定範囲で、相場を示す数字ではありません。
対応の流れを解説

まとめ買い依頼への対応は、通知を開く→商品と希望価格を確認→承諾するか断るかを選ぶの3段階です。承諾すると、依頼された商品が1つの商品にまとめられて新規出品され、依頼者の購入を待つ形になります。
● 1. 「お知らせ」に通知が届く。開くと依頼された商品と購入希望価格が表示される
● 2. 希望の梱包サイズに収まるかを確認する(公式ガイドの注意点)
● 3. 承諾する場合は、配送方法を確認して「依頼を受けて出品する」をタップ
● 4. まとめた商品が新規出品され、元の商品は「公開停止」になる
● 5. 依頼者が購入すると取引が始まる
まとめ買い依頼は購入を確約する機能ではありません。承諾前は対象の商品がすべての利用者に公開されたままで、1点でも売り切れ・削除・公開停止になると依頼は成立しません。
どう返答する?

返答はコメントではなく、依頼を承諾するか拒否するかを選ぶのが基本です。希望価格のままでよければ「依頼を受けて出品する」をタップするだけで、コメントでのやり取りは必須ではありません。
希望価格では応じられないときは、断ったうえで、応じられる金額をコメントで伝える方法があります。メルカリの取引マナーでは、あいさつや返信をすること、丁寧な言葉遣いを心がけることが案内されています。
一度断った依頼は、あとから承諾できません。同じ内容で受けたい場合は、もう一度依頼を送ってもらう必要があります。
値段変更のやり方

値段の変更は、商品が売れる前なら「商品の編集」からできます。まとめ買い依頼を承諾して新規出品された商品も、通常の商品と同じく出品者が編集できると公式ガイドに書かれています。
| 場面 | 金額の変更 | 公式ガイドの内容 |
|---|---|---|
| 依頼を送った後(購入者) | できない | 依頼後に商品の変更や希望価格の変更はできない |
| 承諾前(出品者) | 依頼の希望価格は変えられない | 承諾するか断るかを選ぶ |
| 承諾後・購入前(出品者) | できる | 新規出品された商品は通常の商品と同じく編集できる |
| 購入後(取引中) | できない | 現在の価格で取引を進める。難しい場合はキャンセル後に再取引 |
アプリでは「出品中の商品」から商品を選び、「商品の編集」で販売価格を入力して「変更する」をタップします。承諾後に金額を変えると希望価格と違う金額になるため、変える前にコメントで相手に伝えてください。
購入後に値上げや送料の上乗せを求めることは、メルカリの禁止行為にあたります。購入者が購入後に値引きを持ちかけることも同じく禁止されています。
キャンセルはできる?

購入される前なら、承諾しなければ依頼は成立しないため、キャンセルの手続きは不要です。まとめ買い依頼は購入を確約する機能ではない、と公式ガイドに明記されています。
購入された後のキャンセルは、取引相手との合意と、取引画面のキャンセル申請フォームからの手続きが必要です。出品者の自己都合によるキャンセルや、購入者の自己都合によるキャンセルは禁止行為にあたり、警告や利用制限の対象になります。
キャンセル料や迷惑料を請求することも禁止されています。梱包サイズに収まらないといった行き違いを防ぐため、承諾する前にサイズと送料を確認しておくと安心です。
断ると通知はいく?

断った場合も、相手に通知は届きます。公式ガイドには「まとめ買い依頼が成立しなかった場合も通知は行われます」と書かれています。
出品者が24時間以内に確認せず自動的に非成立になった場合も、成立しなかった依頼として扱われます。通知が届く前提で、断る理由を一言コメントで添えておくと行き違いを減らせます。
なお、相手をブロックした場合は、ブロックしたことは相手に通知されません。依頼の不成立の通知と、ブロックの通知は別の仕組みです。
依頼を断る方法は?

断る方法は、依頼を拒否するか、24時間確認せずに自動で非成立にするかの2つです。値下げ交渉について公式ガイドは「交渉された価格への変更が難しい場合は、お断りください」と案内しています。
コメントを添える場合の文例は次のとおりです(編集部が作成した文例です)。
● 「ご依頼ありがとうございます。申し訳ありませんが、この金額でのお取引は難しいです」
● 「まとめると送料が上がるサイズのため、お値引きができません。ご了承ください」
● 「合計○○円でしたらお受けできます。よろしければ再度ご依頼ください」
一度断った依頼は承諾に切り替えられないため、条件付きで受けたいときは、断る前に金額を決めておいてください。
メルカリでまとめ買い依頼がきた時のトラブル対応と便利な工夫


ここからは、ブロックや期限、依頼できない原因など、困ったときの対応を公式ガイドで確認できる範囲でまとめます。
ブロックは可能?

ブロックは可能で、特定の相手からの購入・コメント・いいね・フォローを制限できます。ブロックしても相手には通知されません。
設定は、相手のプロフィールページ右上の「…」(Androidは「︙」)から「このユーザーをブロック」を選びます。取引中の相手をブロックしても、その取引は継続される点に注意してください。
ブロックした相手の一覧は「マイページ>設定>アカウント設定>ブロックした一覧」で確認でき、同じ手順で解除もできます。
期限はいつまで?

出品者が対応する期限は、依頼が届いてから24時間です。24時間以内に確認しなかった依頼は自動的に非成立になり、依頼は削除されます。
承諾したあと、依頼者がいつまでに購入するかの期限は、まとめ買い依頼の公式ガイドには書かれていません。新規出品されたまとめ売り商品は依頼者以外でも購入できるため、先に購入手続きをした人との取引になります。
1人の出品者に並行して送れる依頼は3件まで、1回の依頼で選べる商品は10点までです。
対応する時のコメント例文集

コメントは、金額と個数を数字で書くと行き違いを防げます。以下は編集部が作成した文例で、「専用」「取り置き」という言葉は使っていません。
● 承諾するとき:「ご依頼ありがとうございます。○点まとめて○○円でお受けします。出品しましたのでご確認ください」
● 金額を相談するとき:「送料が○○円かかるため、合計○○円でしたらお受けできます」
● 断るとき:「申し訳ありませんが、今回はお値引きが難しいです。ご検討ありがとうございました」
● 購入がないとき:「まとめた商品は他の方も購入できる状態です。ご不要でしたら個別の出品に戻します」
メルカリには専用出品や取り置きの機能がなく、最初に購入手続きをした人と取引を進めるルールです。「○○さま専用」などの出品は検索結果に表示されなくなる場合がある、と公式ガイドに書かれています。
対応する時の注意すべき点

注意点は、承諾する前に梱包サイズと送料を確認することです。公式ガイドは、希望の梱包サイズ内に収まることを確認してから承諾するよう案内しています。
● 承諾すると元の商品は「公開停止」になる(不要なら削除を検討)
● まとめた商品は依頼者以外も購入できる
● まとめ買いで購入された商品は、分けて発送できない
● カテゴリーが「まとめ売り」になり、航空機に載せられない荷物と判断されると配送に時間がかかる場合がある
宅急便コンパクトは専用BOX(70円)が必要で、ネコポスは厚さ3cm以内・重さ1kg以内です。サイズを超えると宅急便の送料に変わるため、梱包してから測っておくと計算が狂いません。
買わない場合の対応

承諾しても購入されないことはあり、その場合に出品者が取るべき手続きは決められていません。まとめ買い依頼は購入を確約する機能ではないためです。
まとめた商品は依頼者以外の人も購入できる状態で出品が続きます。個別に売りたいときは、まとめた商品と、公開停止になっている元の商品の状態を出品一覧で確認してください。
独自ルールを設けて取引を拒否することは禁止行為にあたるため、先に購入手続きをした人とは取引を進めてください。
依頼できない時の原因

公式ガイドで確認できる原因は、対象外の商品を選んでいるか、点数・件数の上限を超えている、または選んだ商品が売り切れているかです。
| 原因 | 公式ガイドの内容 |
|---|---|
| 対象外のカテゴリー | 食品カテゴリー、スマートフォン本体カテゴリーの商品は選べない |
| 対象外の配送・出品形式 | 梱包・発送たのメル便が指定された商品、オークション形式の商品は使えない |
| 点数の上限 | 1回の依頼で選べる商品は10点まで |
| 件数の上限 | 1人の出品者に並行して依頼できるのは3件まで |
| 商品の状態 | 選んだ商品が1点でも売り切れ・削除・公開停止になると成立しない |
出品者が自動まとめ買い設定をしている場合は、「まとめ買いで最大¥○○○お得に購入」の表示から「相談する」を選ぶと依頼を送れます。
まとめ買いが迷惑だと感じたら?

まとめ買い依頼を迷惑に感じるときは、断ってかまいません。値下げに応じるかどうかは出品者の判断に任されている、と公式ガイドに書かれています。
やり取りを減らしたい場合は、自動まとめ買い設定で値引き額を先に決めておく方法があります。設定すると、購入者は依頼やコメントなしで、決めた値引きのまま購入できます。
まとめ買い依頼そのものを受け取らないようにする設定は、公式ガイドでは確認できませんでした。「コメント必須」などの独自ルールを設けて取引を拒否することは禁止行為にあたるため、無理な要求を繰り返す相手にはブロック機能を使ってください。
まとめ:メルカリでまとめ買い依頼がきたらどうする?正しい対応とトラブル回避のコツ

メルカリでまとめ買い依頼がきたら、24時間以内に梱包サイズと送料を確認して、承諾するか断るかを決めます。値引きに決まった相場はなく、浮いた送料÷0.9が利益を減らさない値引き額の目安です。
承諾後の商品は出品者が編集できますが、売れた後の価格変更はできません。断った場合も相手に通知が届くため、理由を一言添えておくと安心です。
📝 この記事のまとめ
● 値引きの相場に公式・公的なデータはない。浮いた送料÷0.9が利益を減らさない目安
● 依頼は24時間で自動的に非成立。一度断った依頼は承諾できない
● 承諾後・購入前なら「商品の編集」で金額を変更できる。購入後は変更できない
● 専用出品・取り置きは公式の機能ではない。無理な要求にはブロック機能を使う

